株式会社ライクス(社長:山口 裕介、以下「ライクス」)は、東京ガス100%子会社である株式会社キャプティ(社長:菊山 嘉晴、以下「キャプティ」)及び東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)と、キャプティのガス設備事業(以下「対象事業」)を、ライクスグループが設立する新設会社「株式会社キャプティエンジニアリング」(以下「新設会社」)に承継(以下「本承継」)することに合意しました。

 高い技術力を有するキャプティのガス設備事業と、総合設備化で先行するライクスの給排水・電気設備・ガス設備事業との統合によるシナジー効果を発揮し、新設会社は、ガス設備工事を主軸とした盤石かつ強靭な「総合設備工事会社」を目指します。

 公正取引委員会の承認等の後、キャプティと新設会社による吸収分割契約の締結を経て、2023年10月1日に承継予定です。

 対象事業の承継後、当面はライクス・新設会社それぞれがお客さま・協力企業・従業員との従来のお取引や関係を継続させていただく予定です。その後、2025年10月を目途に新設会社とライクスの統合を予定しています。

 そして、円滑な企業統合にむけた体制が整うまでの期間、それぞれが独立した法人として活動するために、臨時株主総会における承認が得られることを前提として、株式移転(以下「本株式移転」)により「株式会社CLホールディングス」(完全親会社)(以下「持株会社」)を設立し、持株会社体制という新たなグループ経営形態へ移管致します。持株会社を将来の円滑な統合に向かっての協議・意思決定をする機関とすることで、統合にむけての交流、経営体制の効率化・最適化を図ります。

■体制移行の手順

≪ステップ1≫ 単独株式移転による持株会社設立
2023年7月3日を期日として、本株式移転により持株会社を設立することで、ライクスは、持株会社の完全子会社となります。

≪ステップ2≫ 持株会社を親会社とする法人設立
2023年8月1日を期日として、持株会社を発起人とし、新設会社を設立します。

≪ステップ3≫ 吸収分割による対象事業の承継
2023年8月1日同日を期日として、新設会社とキャプティとの間で、対象事業の吸収分割契約を締結します。効力発生日(承継期日)を2023年10月1日とします。

≪ステップ4≫ ライクスと新設会社の企業統合
2年後の2025年10月1日を期日として、ライクスと新設会社の統合を予定しております。

(ご参考)
2023年3月22日 東京ガス株式会社、株式会社キャプティ、株式会社ライクス、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 
プレスリリース https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20230322-03.html

■体制移行の手順 図(クリックで拡大できます)
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■持株会社、新設会社の概要
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以上